色んな場所で飛び交うサブスクリプションって何だ?
って事で、自分も仕事で使うツールはサブスクリプションの影響を受けています。
というか恩恵を受けている一人です。
そもそもサブスクリプションとは?
サブスクリプション方式はビジネスモデルの1つ。利用者はモノを買い取るのではなく、モノの利用権を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式。コンピュータのソフトウェアの利用形態として採用されることも多い。
英語の「サブスクリプション」(英語: subscription)には雑誌の「予約購読」「年間購読」の意味がある[1]。そこから転じて「有限期間の使用許可」の意味となった[1]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とまぁ、いわゆる定期購読みたいなもんで、新聞なんかもそうですかね。
例えば\30,000支払ってもらえれば「1年間は好きなだけソフトウェアを使ってもいいですよ」
とのことです。
サブスクリプションのメリットとデメリット
仕事上、Illustrator(Adobe)を使う事が多々あります。
というか、毎日のように使っています。
業界大手のAdobeが、サブスクリプション型に移行したのはかなりな出来事で、当時は業界でも賛否ありました。
ここで気になるのがメリットはあるのか?ということです。
ここでは、私が仕事で使っているAdobe Creative Cloud(以下CC)の使用感でサブスクリプションのメリットとデメリットをお伝えしようと思います。
メリット
- 期間中はソフトウェアをたっぷりと使う事ができる
- 期間中は最新の状態が保てる
- CCのプランに含まれるソフトウェアが使い放題
- 今まで使えなかったソフトウェアが使える
- 使いこなせばチーム間のやり取りや、データ共有が容易である。
- バージョンが統一された!(一応)
なんとなくの使用感ですが、昔はバージョンアップのアナウンスがあると、現場は色んなうわさやヒソヒソ話で盛り上がりました。
例えばバージョンCS5からCS6にメジャーバージョンアップしますってなると、ファイル管理から該当する色んな部門に連携取らないとダメで、インストールから確認作業が一苦労でした。
現場は泣きそうな顔でシステム担当と機器の連携やら本当に大変でした。
フォントはどうなんだ?とか、PDFおかしくない?とか。
最近はこのあたりの愚痴も少しはでますが、何となく前よりひどくない気がします。
解消されている部分もあります。
常に最新の状態であり続けるのは素晴らしいなと思います。
そして、何よりも、今までライセンス上使えなかったソフトウェアがまとまったおかげで、新しいソフトに触れ合うことができました。
これは本当にメリットが大きかった。
デメリット
- 不用意なバージョンアップに気を付けないといけない
- オンラインであってこそ本当の姿
- バージョン管理をしっかりと
- 慣れると色んなオプションに手を出しそうになる
- 年次の支払い結構響くぜ・・・
- バージョン統一なはずでは・・・?
いい事もあれば、その裏も・・・。
バージョンアップは素早くリリースされ、すきなタイミングでアップグレードできます。
ただ、うっかり進めると、前より動きが鈍いとか痒いところに手が届かなくなったりと、結構面倒くさいこともあります。
なるべく前の状態は保持しておきましょう。
安定して動くバージョンは絶対に残すべきです。
一応、CCはすべてのバージョンでファイルを開くことができる。とあります。
実際開きます。
Illustratorの場合ですと、CC2014が少々厄介者のようでした。
いや、開くんです。開くんですよ。
色々問題があるだけで・・・
最後に
今では主流になりつつあるサブスクリプション型モデル。
本当に便利だなって思います。
サブスクリプションなんてカッコいい言葉で世間を騒がせていますが、定期購読って和風に言うとわかりやすいですね。
デザイナーにとっては新しいエクスペリエンスがそこにはあり、クリエイティブをさらなる領域に届けてくれることでしょう。(Adobeっぽくないですか?)
とまぁ、大雑把に書いてます。
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